店長日記

バターを簡単に10gに小分けできるバターカッターが便利すぎて手放せない

料理をしていると、レシピにバター10gとかよく出て来ますよね?

そんな時、ちゃんと計ってますか?実際に計ってみようとしたことがありましたが、バターが硬いとなかなかうまく取り分けられなくて、時間がかかってしまいます。

なので、いつも目分量でやることが多かったのですが、やっぱり多かったり少なかったりして、思った味にならないことも。

そこで200gのバターを10gずつに小分けすることができるバターカッターというものを購入しました。

選んだポイントや、使い心地などふくめて紹介します。




10gのバターをカンタンに作れるバターカッター

バターカッターを買う前に調べてみましたが、どれも200gのバターを10gに切り分けるタイプでした。よく売られているバターは、ほとんどが200gなのでこれは納得です。

購入にあたっては、次のことをチェックしました。

●バターをカットする部分をケースと一緒にしておけること

調べてみたら、バターを切る枠の部分を、ケースとは別にしまっておくタイプがありましたが、紛失の可能性を考えてやめました。

●バターを切る部分の構造

枠にバターを切るためのワイヤーがついているタイプがありましたが、これはやめました。
理由は、取り付け部分をキレイに洗いにくいかもしれないことと、長く使っているうちにワイヤーが外れてしまうかもしれないと考えたからです。

●バターの取り出しやすさ

切ったあとのバターを取り出しやすかどうかも気になりました。タッパーウエアみたいに深めの容器にバターを入れるタイプは取り出しにくいかもしれないと考えてやめました。

そして選んだのがこのバターカッター。

スケーター株式会社のステンレスバターカッターで国産す。アマゾンで買いました。パッケージが、いかにもバターって感じですね。

●購入時の価格:1,885円(税込)

●送料無料

このバターカッターは、上記のポイントを満たしていました。

●バターを切り分ける枠は、ケースといっしょにしまっておける。

●切り分ける枠は、金属をプレスして作った一体型なので、洗いやすいし、ワイヤー外れの心配もない。

●バターは皿の上にのっている感じなので取り出しやすい。

開封してみましょう。


バターカッターの構成は、バターケース(フタと底)、バターカッター、バターナイフの4点です。


フタは厚さ2mmで、透明感が高くてキレイ。ちょっと高級感さえ感じます。


ケースの底には、バターナイフを置いておくことができるようになっていて便利。冷蔵庫から取り出したら、そのまま使えますね。



これが付属のバターナイフ。先が割れているので、バターを刺して取り出すこともできます。

あと片側がぎざぎざしていますが、使ってみるとこれが優れもの!

10gのバターをさらに半分に切るときに、バターナイフのギザギザの部分がバターにしっかり食い込んで滑らないんです。そのおかげで楽にバターを切ることができます。


そしてこれがバターカッター。ステンレスの板を、プレスで打ち抜いた一体式です。

洗いやすいのは画像からもわかると思います。

一つ注意したいのは変形。バターが固い状態で、力まかせに切ろうとすると変形する可能性があります。バターを柔らかくする方法は、この後で書きます。


こんな風にバターカッターは、バターを切ったあと、そのままケースに入れたままにできます。

使ってみて一つ不満を感じたのが、ケースの構造です。蓋は、底にただポンとのせるだけなので、ケースを落としたら、中身が散乱しました。

まあ冷蔵庫から取り出す時に、気をつければいいのですが、うっかりには気をつけましょう。

バターカッターでバターを切ってみる

実際にバターを切ってみました。

バターを切るには、まず柔らかくしなければなりません。バターカッターの箱には、こんな説明文があります。

室内に置いて常温に戻す
約1時間ほど、室温23度〜24度の場所に置くのが目安です。
※夏場と冬場で室温に応じて調節してください。

夏場なら室温で大丈夫です。バターが柔らかくなるのを待つ間、テレビドラマでも見ていれば、終わったころには柔らかくなってました。

待っている間に、ほこりがつかないようにフタをしておくことをお勧めします。

もう一つは、電子レンジを使ってバターを柔らかくする方法です。

電子レンジを使用する
※加熱の際はフタは外してください。
①バターだけを本体中央にのせます。
②電子レンジ(500W)で20秒加熱します。
③バターカッターでカットします。

冬場に電子レンジでやってみましたが、500wで20秒でばっちりでした。

説明書きで、切り方を確認しましょう。

ここにも書いてありますが、バターが硬い状態でカットすると、カッターが変形する場合があります。なので、手順3に書いてあるように、ゆっくり様子をみながらカットしていきます。

実際にやってみると、切り始めはスッとカッターがバターに切れ込んでいきましたが、中の方がまだ硬い感じ。

この時は室温で柔らかくしたのですが、まだ十分ではなかったようです。

こういう時は、無理せずいったん止めましょう。そして、ゆっくりとシーソーみたいに、手前方向と奥方向へとカッターを動かします。そうすると少しずつ切れていきます。無理に力をかけないように注意。

中央部分をすぎると、また柔らかくなっていて、スムーズに切ることができました。

実際やってみると簡単でした。手も汚れませんでしたよ。

バターカッターを使わずに10gのバターを作る方法

バターカッターを使わない方法を紹介します。

バターの銀紙のメモリにそって切ると簡単に小分けできる

バターを小分けする方法としては、バターを包んでいる銀紙の目盛りにそって切るのが簡単です。

一目盛りで10gになります。写真はMeijiのバターですが、たぶん他のメーカーも同じだろうと思います。

もともと目盛りがあったんですね。包丁さえあればできます。ただこれだと、細長い形になるので、少し使い難そう。キャラメルみたいな形になるといいんですが。

10gに小分けされているバターを買う

これは小分けする方法ではありませんが、すでに10gに小分けされている製品なので、そのまま使えて便利です。

雪印メグミルク 切れてるバター

写真のものは、雪印の小分けされているバターで、10gずつになっていて便利。5gにしたい時は、目分量で切りますが、誤差もたいしたことないと思ってます。

雪印メグミルク 切れてるバター

ただこのバターは、小分けしてあるぶん、少し価格が高くなります。

これを使い続けるなら、長い目でみれば、その価格差分でバターカッターを買った方がいいですね。