オイシックスのキットオイシックスは、一人暮らしの人におススメです。
その理由として特にあげるのが次の4つ
●自宅に届くから買い物に行かなくていい
●配達日、時間帯を指定できる
●賞味期限が長いメニューがあってストックしておける
●キットオイシックスはメニューの種類が多い
仕事帰りが遅くて、スーパーになかなか行けない、一人暮らしの人なんかにはピッタリです。
ただ一つ問題が・・・それは1人前がないこと。以前はあったのですが、最近売っていないんです。
でも大丈夫!
2人前でも2回に分けて使えるものが結構あって、私もそうして使っています。
この記事では、次のことが分かります。
●一人暮らしでも使いやすいキットオイシックスの見分け方
●実際に二人前を2回に分けて料理した実例
●一人暮らしだと使いにくいキットオイシックスの特徴
一人暮らしなら、どうキットオイシックスを使うか、参考にしてください。
他のキットオイシックスでもやっています。
キットオイシックスの2人前えびのピラフを2回に分けて料理してみる
今回、実際に2回に分けて食べてみるキットオイシックスは「Kit2人前/包丁いらず!ゴロっとえびのピラフ」という商品。定番メニューでいつも売ってます。
主菜はえびのピラフで、副菜は「奥行きのある味 4種野菜のラタトゥユ」。価格は1,490円(税込)なので、1食745円ということになります。
これは他社ではあまりないと思う冷凍タイプのミールキットで、購入したのは8月11日でしたが、賞味期限が12月13日まで。約4カ月も長期保存できるうえに、包丁を使わずにつくれるとても便利なミールキットです。
2回に分けて食べられる理由は食材の構成にあります。ただし副菜のほうは、一度で作りました。その理由はのちほど説明します。
包丁いらず!ゴロっとえびのピラフが分けて使える理由は食材の構成
こちらの写真は、実際に私が買ったものの中味です。
主菜のピラフの食材は
●殻むき済みのえび(1袋)
●ホールスイートコーン(30g)
●さやなし!むき枝豆(30g)
どれも必要な分だけ袋からだして使えます。これが2回に分けて使えるポイント。えびもコーンも枝豆も、ころころ袋に入っているだけなので、小分けするのもカンタンというわけです。
ちなみにこうした食材の状態は、購入前に商品の詳細情報を見るとわかります。
この画像がそれで、商品の商材情報にある「主菜 + 」、「副菜 + 」のところを選択すると画像と文字で確認できます。
お届け食材のほかに、自分で準備するものもありますが、基本的なものなので困ることはないかと思います。今回のピラフでは、こんなものを準備します。
★バター(15g)
★オリーブオイル(大さじ1)
★酒(大さじ1)
★水(大さじ2)
★コンソメ(小さじ1)
●塩・こしょう(適量)
●ごはん お茶碗2杯分(約300g)
これも二人前の分量なので、ぜんぶ半分にします。
コンソメは、よくあるコンソメキューブ1/2が小さじ1に相当します。割って使いますが、そんなに分量に神経質にならなくても大丈夫。
副菜のラタトゥユは、一度に作ったほうがよさそう
今度は副菜のラタトゥユの食材です。
●4種の彩りごろっと野菜(200g)
●化学調味料無添加トマトソース(1袋)
野菜はズッキーニ、なす、赤パプリカ、黄パプリカが入っています。
自分で準備するものは
●水(80cc)
●ケチャップ(大さじ1)
●砂糖(ひとつまみ)
ここまで食材を紹介しましたが、分けて使いやすいか見分けるポイントになると思います。
今回副菜については、カット済みの冷凍野菜がごろごろ入っているだけなので、これは分けて使いやすいのですが、トマトソースが袋に入っているので残しておくのも面倒だなと思い、一度に全部作ってしまいました。小さいタッパーウェアにでも移しておけばいいかもしれません。
えびのピラフ、1回目
1度目は、ピラフとラタトゥユを作ることにしました。先に書いたようにラタトゥユは一度に全部つくって、2回に分けて食べようかと思ったのですが、野菜がおいしくてペロッと食べちゃいました(笑)
作り方もとても簡単なので紹介します。
ゴロっとえびのピラフの作り方
えびのピラフを作るのに使うのは、フライパンと電子レンジ。あと食材を小分けするのにお皿を使っています。
1.フライパンに凍ったままのえび、コーン、★の調味料を全部入れ、フタをして中火で5分加熱。
2.枝豆をさらにとりわけ、塩・こしょうを全体になじませ、電子レンジ500wで1分加熱。
3.1のフタをとり、水分が残っているところにご飯を加える。
全体をさっと炒めあわせて、塩・こしょう(分量外)で味をととのえ、耐熱皿にもる。
4.3にラップをせずに、電子レンジ500wで1分30秒加熱し、全体をパラっとしあげる。
仕上げに、2の枝豆をちらす。
こんな感じで、とても簡単にできます。
完成したのがこちら。冷凍だけど、えびもけっこうプリプリしてて、美味しくいただきました。もう少しご飯を増やせばよかったかも。
ラタトゥユの作り方
ラタトゥユで使うのはお鍋だけ。お鍋に材料をぽいぽいっと入れたら、あとは煮るだけです。
1.鍋に凍ったままの野菜と、トマトソース、水、ケチャップ、砂糖を加えて軽く混ぜる。
2.フタをして、弱火で10分煮る。
3.2のフタをとり水分を飛ばしたら器にもる。
お好みでオリーブオイルを少量かけても。
ラタトゥユは、なにもやることがないレベルの簡単さ。10分煮込むので、先にこちらを初めて、その間にピラフをつくれます。
これが完成したラタトゥユです。冷凍野菜の利点は、味がしみ込みやすくなること。逆に食管はどうかなと思いましたが、ズッキーニはいい感じの食管が残ってました。砂糖もはいっているけど、野菜の甘みとトマトの酸味がおいしくて、一気に完食しちゃいました。
えびのピラフ、2回目
日をおいて2回目のピラフ作りです。
前回ラタトゥユは全部食べてしまったので、今回は食材を追加して、ピラフのボリュームアップに挑戦しました。
これが使った食材。前回残したえび、コーン、枝豆に、冷蔵庫に1個あまっていたピーマン、たまねぎ、それとオイシックスでかった「深層水育ち富士山麓たまご」。
今回はラタトゥユの野菜がないので、ピーマンとたまねぎで野菜の種類を増やそうというわけです。ついでにボリュームアップしながら、冷蔵庫にたまった食材を減らす作戦。
作り方は前回と基本的に同じですが、行程1でピーマンと玉ねぎ、3でたまごを追加しています。
で完成したのがこれ。ご飯を少し多めにしたのはと、野菜とたまごの追加でかなりボリュームアップできました。たまごが入った分、さらに美味しくなった感じ。満足でした。
二人前キットオイシックスを2回にわけて料理する、まとめ
いかがだったでしょうか?二人前のミールキットでも、うまく使うと2回に分けて使えることがおわかりいただけたと思います。
分けて使いやすいセットには、2つのポイントがあります。
●食材が分けて使いやすいか?
●分けて使うので、日持ちがするか?
ここまで書いていませんでしたが、じつは日持ちがするかもポイントです。ほとんどのミールキットは賞味期限が短いので、二人前だと一度に作って、続けて食べなければなりません。
でも、できるなら同じものを続けて食べるのは避けたいなと私は思います。栄養バランスの点からも、食べる楽しさの面からも、そのほうがいいなと思うからです。
そういう意味からも、キットオイシックスの冷凍タイプは日持ちがするうえに、メニューによってはこうして使いやすいものがあるので、ぜひチャレンジしてみてください。
キットオイシックスには、もちろん他にも分けて使えるメニューがあるので、また実践記事をアップしていきます。
では次に、分けて使いにくいタイプのキットオイシックスと、その理由を紹介します。
二人前キットオイシックス、分けて使いにくいのはこんなセット
今度は分けてつかいにくいキットオイシックスを紹介します。分けにくいものは、食材と調味料などにその原因があります。さっそく見てみましょう。
おんた牛うまみトマト煮は、2回にわけて使うのがむずかしい
2回にわけて使いにくいキットオイシックスとして紹介するのは、冷凍ミールキットの「包丁いらず!おんた牛うまみトマト煮」。
まずは主菜の食材を見てください。
●おんた牛肉の切り落とし(180g)
●ブロッコリー(30g)
●カリフラワー(30g)
●カット済みミニトマト(30g)
●彩り鮮やかいんげん(30g)
●化学調味料無添加トマトソース(2袋)
※ブロッコリーとカリフラワーは一袋
こんな感じです。
トマトソースが2袋になっているし、冷凍野菜も分けやすいのすが、問題は牛肉です。
袋からだすと、こんな感じで切り落としのお肉がカチカチ。薄く切られたお肉が重なったまま凍っているので、このままではとても分けられないのです。
半解凍にしてからわける方法もありますが、一度半解凍にしてから再度冷凍すると、味が落ちるのでお勧めできません。
そんなわけで、冷凍タイプのキットオイシックスで「肉の切り落とし」を使っているものは、2回に分けて調理するのはあきらめたほうがよさそうです。まとめて作って、2回に分けて食べる。半分はタッパーウェアに入れて冷蔵庫にいれて、電子レンジで温めて食べるのをおススメします。
ちなみに自分で準備するものは
●サラダ油(小さじ2)
★みりん(小さじ2)
★醤油(小さじ2/3)
★味噌(小さじ2/3)
★水(50cc)
●ごはん お茶碗2杯分(約300g)
となっています。
カリカリポテトのカレーマヨソースは分けて使える
逆に、副菜の「カリカリポテトのカレーマヨソース」は分けて使いやすいです。
食材はこれだけです。
●フライドポテト(200g)
●ミニカレー粉(1袋)
※写真を撮るときまちがえて、おんた牛うまみトマト煮でつかういんげんが入っています
フライドポテトなので、食べたい分だけ使えばいいし、カレー粉はポテトにつけるソースの材料なので、好みの辛さに合わせて使えばいいです。
自分で準備するものは
★マヨネーズ(大さじ2)
★ケチャップ(小さじ2)
●サラダ油(大さじ2)
副菜のほうはソースの味付けをかえたり、ソースにきざんだキュウリをまぜたりすれば、変化をつけて楽しめますね。
完成した「おんた牛うまみトマト煮」はこんな感じでワンプレートに。
トマトで煮込んだ牛肉がとてもおいしくて満足でした。分けては使いにくいけど、お料理はおススメですよ。
いかがだったでしょうか?
実際にキットオイシックスを使ってみるなら、最初はお得なお試しセットをおススメします。
オイシックスでは、キットオイシックスが入ったお試しセットを売っていて、総額4,000円以上の商品が、初めての方限定で1,980円(税込)で購入できます。
もちろん送料は無料で、配達日時の指定もできます。
でもお試しセットを注文するなら、お得に買いたいですよね。注文前には、ぜひ次の記事も読んでおいてください。